MIMAMORI DATA NOTE 01
0〜5歳の子がいる夫婦世帯が多い自治体は?
2025年国勢調査をもとに、最年少の子が0〜5歳の夫婦世帯について、自治体別の世帯数と構成比を整理しました。子育て世帯の「規模」と「地域内での多さ」は、分けて見る必要があります。
全国では約320万世帯
全国の「夫婦のいる一般世帯」のうち、最年少の子が0〜5歳の世帯は3,198,283世帯でした。夫婦のいる一般世帯全体に占める割合は11.9%です。
この数字は、最年少の子の年齢が「0歳」「1〜2歳」「3〜5歳」の世帯数を合計したものです。ひとり親世帯などは含まれないため、地域の子育て世帯全体を表す数字ではありません。
世帯数が多い自治体
世帯数では人口規模の大きい都市が上位です。子育て支援や保護者向けサービスを届けられる対象世帯の「規模」を見るための指標になります。
| 順位 | 自治体 | 0〜5歳の子がいる夫婦世帯 | 夫婦世帯内の割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 横浜市 | 103,691世帯 | 12.2% |
| 2 | 大阪府 大阪市 | 70,991世帯 | 14.2% |
| 3 | 愛知県 名古屋市 | 64,809世帯 | 13.6% |
| 4 | 福岡県 福岡市 | 50,328世帯 | 15.9% |
| 5 | 神奈川県 川崎市 | 47,676世帯 | 14.2% |
| 6 | 北海道 札幌市 | 46,125世帯 | 11.0% |
| 7 | 埼玉県 さいたま市 | 43,089世帯 | 14.1% |
| 8 | 兵庫県 神戸市 | 35,851世帯 | 11.3% |
| 9 | 広島県 広島市 | 33,780世帯 | 12.9% |
| 10 | 京都府 京都市 | 31,307世帯 | 11.3% |
構成比が高い自治体
次は、夫婦のいる一般世帯のうち、最年少の子が0〜5歳の世帯が占める割合です。小規模自治体の値が過度に上位へ出ないよう、夫婦のいる一般世帯が5,000世帯以上の自治体に限定しました。
| 順位 | 自治体 | 0〜5歳の子がいる夫婦世帯 | 夫婦世帯内の割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 南風原町 | 1,888世帯 | 22.4% |
| 2 | 沖縄県 八重瀬町 | 1,388世帯 | 20.5% |
| 3 | 東京都 中央区 | 7,831世帯 | 19.8% |
| 4 | 沖縄県 豊見城市 | 2,618世帯 | 19.3% |
| 5 | 沖縄県 名護市 | 2,283世帯 | 19.3% |
| 6 | 千葉県 流山市 | 9,987世帯 | 19.0% |
| 7 | 沖縄県 宜野湾市 | 3,593世帯 | 19.0% |
| 8 | 沖縄県 糸満市 | 2,229世帯 | 18.9% |
| 9 | 沖縄県 うるま市 | 4,413世帯 | 18.6% |
| 10 | 沖縄県 沖縄市 | 4,712世帯 | 18.4% |
この結果から分かること
- 世帯数が多い都市と、地域内で子育て世帯の割合が高い自治体は一致しません。
- 構成比上位10自治体のうち8自治体が沖縄県でした。
- この統計だけでは、登園しぶりの多さや支援ニーズの強さは判断できません。
みまもり Clomliでは、今後、保育施設数、人口の増減、共働き世帯などの公的データも組み合わせます。地域の優劣を決めるのではなく、保護者や施設への聞き取りを行う地域を検討するための基礎資料として使います。
集計方法と出典
令和7年国勢調査「第15-9表 夫婦のいる世帯の家族類型、子供の有無・数、最年少の子供の年齢別一般世帯数」を使用しました。「子供あり」のうち、最年少の子の年齢が0歳、1〜2歳、3〜5歳の世帯数をClomliが合計しています。自治体集計では政令指定都市の行政区を除き、東京23区を含めました。
出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口等基本集計」第15-9表(2025年10月時点、2026年9月29日公表)。e-Statの統計表を見る
編集・加工:Clomli